連絡する・話を聞く

親に聞きたいこと12の質問

編集:親との時間運営事務局

重ねた2冊のアルバムと、写真とコメントが並ぶ開いたアルバムのイラスト

親の昔の話を聞くきっかけになる12の質問を、写真、子どものころ、若いころ、これからの予定に分けて紹介します。聞くときに気をつけることも載せています。

親の昔の話を聞いてみたくても、改まって「人生について教えて」と言うのは照れくさいものです。そんなときは、目の前にある写真や食べ物を話のきっかけにできます。

全部聞く必要はありません。12の質問から、親が答えやすそうなものを1つ選んでみてください。

写真を見ながら聞く3つの質問

  1. この写真、どこで撮ったの?
  2. 一緒に写っているのは誰? どんな人だった?
  3. この日は何してたの?

離れて暮らしているなら、写真を先に送っておいて、次の電話で聞くこともできます。

子どものころの暮らしを聞く3つの質問

  1. 子どものころ、家ではどんなごはんを食べてた?
  2. 子どものころ、どこでよく遊んでた?
  3. おじいちゃんやおばあちゃんに、よく言われてたことってある?

親が作った料理を一緒に食べているときは、「この味、誰に教わったの?」と聞いてみてください。

若いころのことを聞く3つの質問

  1. 若いころ、どんな音楽を聴いてた?
  2. 学生のころ、何してるときが楽しかった?
  3. 最初はどんな仕事をしてたの?

これからの予定につなげる3つの質問

  1. また食べたいものや、行ってみたいお店はある?
  2. 久しぶりに行ってみたいところはある?
  3. 今度会うとき、何か一緒にしたいことある?

親が挙げたことを全部かなえる約束はしなくて構いません。費用や体調、移動の負担を考えて、できそうなものを親と相談して1つ選び、次に会うときの予定にしてみてください。会う日がまだ決まっていなければ、自分が帰れそうな日を2つ選んで、親に都合を聞いてください。

聞くときに気をつけること

  • 親が人の名前や場所を思い出せなくても、何度も聞き直さずに、覚えている話のほうを聞いてください。
  • 親の話が自分の知っている話と違っていても、その場で直さずに聞いてください。
  • 亡くなった人やつらい出来事の話になって、親が話しにくそうなら、「別の話にしようか」と声をかけてください。話を続けたそうなら、そのまま聞いてください。

お金や介護、もしものときの連絡先のように、きちんと聞いておきたい話があるときは、親に終活の話を切り出す前にを読んでみてください。話の切り出し方を紹介しています。

聞いた話をメモに残す

残しておきたい話があったら、「忘れないようにメモしてもいい?」と聞いてから書いてください。録音するときや、メモをほかの家族に送ったりSNSに載せたりするときも、先に親に確かめておきます。

メモは、親が話したことを短く書けば足ります。写真と一緒に残したいときは、家族の共有アルバムに写真を入れて、コメントに書いておく方法もあります。

今日は、12の質問から次に聞いてみたいものを1つ決めておいてください。次の電話か、次に会ったときに、その1つだけ聞いてみてください。