「今度一緒に温泉に行こうね」と話したまま、日にちを決めずに何か月もたつことがあります。このコラムでは、親と一緒にできることの例を準備の大きさ別に紹介し、親に聞いて1つを次に会う日の予定にするまでの手順をまとめます。
親と一緒にできることの例
帰省した日に実家でできることから、泊まりで出かけることまで、準備の大きさで3つに分けました。
帰省した日に実家でできること
- 昔のアルバムを1冊一緒に見て、写っている人や場所を聞く
- 親の得意料理を一緒に作って、作り方を教わる
- 親の若いころや祖父母の話を聞く
- 家族写真を1枚撮る
- 自分のスマホの写真をテレビに映して一緒に見る
- 親が困っている場所を1か所だけ一緒に片付ける
アルバムを見るときは、「この写真、どこで撮ったの?」「一緒に写っているのは誰?」のように、写っている場所や人を聞くと話が続きます。料理を教わりながら「この味、誰に教わったの?」と聞くと、祖父母の話につながることもあります。話を録音するときは、先に親に確かめてください。
撮った家族写真は、親がスマホを使っていれば家族の共有アルバムに入れておき、使っていなければ印刷して次に会うときに渡せます。スマホの写真をテレビに映すには、スマホとテレビのHDMI端子をつなぐケーブルやアダプタが要ります。使えるものは機種によって違うので、帰省する前に確かめて持っていってください。
片付ける場所は、床を横切る延長コードや廊下に置いたままの荷物など、親が困っているところから1か所だけ選んでください。物の置き場所を変えると親が探せなくなることがあるので、動かすのは親がいいと言った物だけにします。
近所へ出かけること
- 親の好きな店や、昔よく行った店で食事をする
- 初詣に行く
- お花見に行く
- 紅葉を見に行く
泊まりで出かけること
- 温泉旅行に行く
- 親の故郷を一緒に訪ねる
出かける予定は、どのくらい歩くか、移動に何時間かかるかを親に伝えて、行けそうか聞いてから決めてください。泊まりが難しそうなら、温泉旅行を日帰りの温泉に変えることもできます。
1. 気になったものを書き出して親に聞く
例の中から、親とやってみたいものを3つほどスマホのメモに書き出して、電話のついでに親にも聞いてみてください。
「特にない」と返ってきたら、「お昼、外で食べるのと家で何か作るの、どっちがいい?」のように、2つから選んでもらう聞き方もあります。帰省したときにメモの画面を一緒に見たり、離れていればスクリーンショットを送ったりして、選んでもらっても構いません。親が挙げたことを全部かなえると約束する必要はありません。
2. 1つ選んで次に会う日の予定にする
全部に日付を入れる必要はありません。次に会う日にできそうなものを1つ選び、会う日と一緒に普段使うカレンダーに入れてください。会う日がまだ決まっていなければ、自分が帰れそうな日を2つ選んで、親に都合を聞いてください。
親との予定だけをまとめて、予定の日に通知を受けたい場合は、iPhoneアプリ「親との時間」も使えます。
誕生日や母の日、父の日、敬老の日には、物を贈る代わりに、一緒に食事に行く日や出かける日を決めて伝えることもできます。
今日は、例の中から親とやってみたいものを3つほどスマホのメモに書き出しておいてください。親に聞くのは、次に電話したときでも構いません。
